趣意

未来へ継ぐ、改革と教育の精神

 2026(令和8)年9月に土光敏夫先生生誕130年を迎えることとなります。
 土光敏夫先生は、本学苑の創立者である校主土光登美先生の遺志を継ぎ、第二代理事長、第四代校長に就任し学苑の発展に尽力され、今日の学苑の礎を築かれました。
 また、財界人としては、石川島播磨重工業社長、東芝社長、経済団体連合会(経団連)第4代会長として我が国経済界を牽引され、更には、第二次臨時行政調査会会長、第一次臨時行政改革推進審議会会長として、行政改革に辣腕を振るわれました。
 学苑はこの偉大なる土光敏夫先生の生誕130年を機に、先生の目ざされた教育を継承・発展させることを目的として土光敏夫先生生誕130年記念事業(以下、「本事業」という)を企画し、土光敏夫先生を再認識するとともに、学習環境のさらなる充実を図ることとしました。

ご挨拶

理事長 池上 幸保

理事長
池上 幸保

 土光敏夫先生は、創立者土光登美校主の「国の滅びは悪によるのではなく、その愚かさにある。そのため、愚かさに陥らない国民を育てなければならない」という信念を受け継ぐために、私財を投じ、企業人として多忙を極める中でも多くの時間を割いて学苑の基盤作りに尽力されました。
 先生は教育の本質を「良い人間を育てること」にあると語っておられます。学苑はこの教えに従い、豊かな人間性、確かな知識と学力、そして幅広い教養を身につけ、自らの考えで行動できる人材の育成に努めてまいります。

理事長 外西 俊一郎

学苑長
(兼務 副理事長、校長)
外西 俊一郎

 土光登美校主のご子息である土光敏夫先生は、私財を投げ打って学苑の基礎を作られました。その意思を引き継ぎ、ますます本学苑の発展に教職員一同努力し、卒業生、在校生徒園児にとって、より一層誇れる学苑にていく所存であります。
 この度土光敏夫先生生誕130年を迎えるにあたり、皆様の協力を頂き学苑の教育環境の整備、充実を計るため記念募金を企画いたしました。ご協力よろしくお願い申し上げます。