第400回本物との出会い「デザイン・美術系 五美大進路ガイダンス」
10月10日(金)にデザイン美術コース1、2年生と保護者の方を対象にデザイン・美術系進路ガイダンスが行われました。
今年は、多摩美術大学生産デザイン学科プロダクトデザイン専攻から和田達也教授、武蔵野美術大学造形学部油絵学科から赤塚祐二教授、女子美術大学芸術学部アート・デザイン学科メディア表現領域から首藤圭介教授、日本大学芸術学部美術学科彫刻コースから飯田竜太教授、東京造形大学造形学部絵画学科絵画専攻領域から宮崎勇次郎教授の合計5名の先生とスタッフの方々にご協力頂き、学校説明や作品講評をしていただきました。
最初の全体会は、多摩美術大学の和田教授に芸術の道に進むことになったきっかけや美術の面白さなど、ご自身の経験を踏まえ講演していただきました。全体会終了後、生徒は5つの分野から希望する2つの分野を選択し、教授の方々の説明会をそれぞれ聞きました。その中で、説明のみならず模擬授業を実施していただいた教授の方もおり、高校と大学での学びの違いを体験を通して理解することができた生徒も多かったようです。
最後には教授の方々に自分が制作した自信作を講評していただく機会がありました。
近年、恒例のように実現できるようになった「本物との出会い美術系五美大進路ガイダンス」ですが、近い将来に受験を控えた1、2年生にとって直接教授や専門の方に見ていただける機会が少ない中でとても貴重な経験になりました。教授の方々は高校生相手でも率直に評価してくださり、この日のために新たに作品を仕上げた生徒などは悔しい思いをしていましたが、その言葉を真摯に受け止め次に繋げていこうとする姿勢も見られたのでよかったです。
今回の説明や講評は、親子で参加する進路ガイダンスとし、44組の保護者の方の参加がありました。生徒の作品や課題、芸術の道の方向性について整理して考える機会になった家庭もありました。実際にこの後、大学のオープンキャンパスや学園祭などに行き他の学部も見学しに行きたいという生徒など、自身の進路先がイメージできるとても良い刺激になることができました。







