2026.03.26
校長より
春の訪れと「桜咲く」に思うこと
気象庁は3月19日、東京都心で桜が開花したと発表しました。東京都では、靖国神社にある標本木の開花状況をもとに判断されます。ソメイヨシノの場合、つぼみのうち5~6輪以上が咲いた状態が「開花」とされ、その様子がニュースで報じられるのも、この時期ならではの光景です。
本校でも、職員室の窓から桜の木を眺めることができます。先日、教員同士で桜を見ながら話をしていると、ネイティブの教員から「先生はお花見をされないのですか」と尋ねられました。その言葉に、最近は花見をしていないことに気づきました。桜は古くから日本人の心に寄り添い、出会いや別れ、そして新たな始まりを象徴してきた花です。
そんなやりとりの中で、ふと「サクラサク」という言葉が頭をよぎりました。この言葉は、受験の合格を表す象徴的な表現として広く使われてきました。今年度、本校では375名の高校3年生と16名の中学生が卒業していきました。多くの生徒にとっては「サクラサク」という結果となりましたが、思うような結果に至らなかった生徒もいます。 しかし、桜は毎年必ず咲きます。大切なのは、一度の結果にとらわれることなく、自分自身の花を咲かせ続けることではないでしょうか。